逆境をチャンスに!大人の女性から絶大な人気を誇るバッグブランド「HAYNI」の立ち上げに秘められた物語とは

「慌ただしい日々を、華麗に変える」アイテムをお届けしたい

HAYNI(ヘイニ)は、2015年にマンションの一室からスタートした、大人の女性のためのバッグブランドです。
創業者は、当時2歳の一人娘を抱えシングルマザーになったタイミングでブランドを設立。
立場や状況は違っても多くの女性が同じ悩みを抱えていることに気付き、「どうすれば、この状況を華麗にこなすことが可能か?」をミッションに、使い勝手が良く、女性らしいデザイン、高いコストパフォーマンスにこだわった商品を展開しています。

今回は株式会社HAYNIの創業者であり執行役員の上間亜希子氏が、ブランドの創業ストーリーとロングセラー『ロシェ』シリーズの進化の物語を伝えます。

逆境の中で立ち上げた、課題解決を目指す大人の女性のためのブランド

私たちの始まりは、自宅を兼ねたマンションの小さな一室で抱えた、ほんの小さな思いからでした。女性は年齢を重ねるごとに役割やオケージョン(場面)が増えていくと感じます。若い頃は仕事という役割に、デート、女子会と言った場面。最近では推し活なんて言葉もありますし、結婚すれば、家事、育児、介護という役割に、学校、参観日といったきちんとした場面も増えていきます。そして、そのそれぞれに「〇〇らしさ」というものを求めると、場面にあった装いにする必要があります。けれど、忙しい毎日の中で、自由にショッピングに出かける時間もない。安っぽいバッグを持つと生活感が出てしまうから、年相応の良いものを持ちたいけれど、家族もいる中で自分だけが贅沢するわけにもいかない。かといって妥協しすぎて外出先で恥ずかしい思いもしたくない。

そんなあるあるな日常のささいな悩みも積もり積もれば「こんなはずじゃなかったのに …」と大きな悩みになっていきます。日々、自分のことを後回しにして、誰かのために奮闘している女性が、朝出かける直前、鏡の前で自分自身の姿を見て「イメージ通り」と思えることは、その人にとって一日を過ごす小さなエネルギーになるんじゃないかと思ったんです。

女性にとってバッグやアクセサリーは、その人自身を映し出す重要なアイテムです。

自分自身も抱えていたそんな小さな悩みと、同じ課題をもっている私たちだからこそできることがある。そう思い、手の届く範囲で、だけど「ちょうどいい」落とし所を持ったバッグブランドをスタートしました。

2015年、マンションの一室からスタート。

改良を繰り返し、進化を続けるロングセラー『ロシェ シリーズ』

今でこそオリジナル商品も多数ありますが、当初からオリジナル商品を販売していたわけではありません。まず海外から自分たちが納得できる本革商品を仕入れて販売しました。そして少しずつ売上を上げながら、更に私たちのこだわりを一緒に形にしてくれるOEM対応の海外メーカーを探しました。

はじめは会社規模も小さいため、契約していただけなかったり、ようやく契約しても、品質が低い商品が納品され、国内の検品段階で全品破棄したこともあります。

思いを形にしてくれるメーカーさんに出会うことは本当に難しく、うまくいったものもあれば、大失敗して泣いたものもあります。そうして、苦労しながら国内外数社の信頼できるメーカーを開拓し、少しずつオリジナル商品を増やしていきました。

2016年に誕生したロシェ シリーズ。

のちにロングセラーとなる「ロシェ」は、何の問題もなくずっと売れ続けたという訳ではありません。”問題児”というか、合計6回ほど、改良を繰り返している商品です。始まりは、海外の様々な商品をベースに、日本人女性が使いやすいように開発・オリジナル商品化したところ、アクセスやレビューが集まりヒット。

入荷ごとに不具合や、お客様の意見を取り入れ改良を続ける中で、深刻な不具合が発生し、すぐに出荷を停止して100個以上を自主回収したこともありました。改良に乗り出すも、当時は海外メーカーとの商品作りに温度差があり、改良も難航。一時は販売中止も検討しましたが、どうしても乗り越えたいという気持ちがありました。

人間の”アイドル”と一緒で、すぐに人気のでる子を探すことは難しい。しかし、手を掛けて人気が出た子は、とても手がかかった反面、愛着もあります。

そのような難しい商品だからこそ、挑戦する価値があると思い、『ロシェ』については改良し続けようと決めました。

そのためにメーカーとの温度差の解消が必須でした。改良品を待つだけでなく、スタッフたちも翻訳機能を使用しながら商品の改良方法の提案や、日本のお客様の声、商品の将来性やビジョンを共有。数か月間かけて耐久性を強化、改良につなげるフローを作りました。

そのかいもあって、1カ月で600個販売する大ヒット商品に。その後、現地との品質向上の仕組みを作り、自分たちが作りたいものを安定してお客様に提供できるようになりました。

そして未来へ 「 最新版 ロシェシリーズ 」

軽くて、大容量で、女性らしくおしゃれでかっこいいBAG

Loche Quilted Boston Bag (LL)サイズ / HAYNI /¥9,900(税込)

苦労して改良を続けながらシリーズ化し、長くヒットしているロシェシリーズの最新版が、HAYNI ヘイニ 「 Loche Quilted Boston Bag ロシェキルティングボストン(LL)サイズ 」です。幅広い世代におすすめできる、おしゃれで品の良いトラベルボストンバッグになっています。

誕生のきっかけ

ある日の新幹線のホームで見かけた光景です。素敵な装いをしているにも関わらず、大きな荷物を抱えている女性たちをみて、創業当時の想いが蘇りました。

世界中の働く女性が、「たくさんの荷物(役割)を持ってでかけるシーン(取引先や女子会・デート・推し活など)でも恥ずかしくない大容量(おしゃれな)のバッグ」を作りたい。「大きなバッグでも女性らしさを」テーマに誕生したのがロシェボストンバッグです。

こだわりの5つのポイント

1、「大きなバッグでも女性らしさを」をテーマに、ファスナー引き手はフェミニンな丸の形状を採用。バッグは折りたたみも可能です。

2、バッグを開けた瞬間に、女性ならではの喜びがあるように、内装生地はちょっと派手なダルメシアン柄に。

3、ファスナーは日本が誇るYKK。創業当時は悪いファスナーに苦しめられた歴史もあり、ファスナーにはこだわりを持って採用しています。

4、バッグ使用中に、ペットボトルや傘がバッグの中で倒れる、バッグの中でモノを探すのに時間がかかる、などのストレスが最小限になるように、メッシュ素材ポケットや役割を持ったポケットを配置。

5、ハンドルの長さは、コートを着る冬でもさっと腕が通り、肩にかけたまま物が出し入れできる最適解を導きだしました。また、両手があかない時など、斜め掛けしたい!という時のためにショルダーベルトも付属しました。

ヘイニの中でも最大級の大きさで、とにかくいろんなものが入ります。ポケットもとっても充実しているので機能性もバッチリです。旅行や日常はもちろんゴルフ、ヨガ、ジム、バレエ、ダンス…様々な習い事の場面やマザーズバッグとしても活躍します。

内装のサイドにあるポケットには、ボトルや水筒、折り畳み傘などが入ります。

日本発信ブランド「HAYNI」を世界へ

バッグは女性にとって小さくも大切な課題が達成できるアイテムのひとつ。それは海外の女性たちも同じことです。日本のブランドとして、海外の方にも選んでもらえるブランドになることが目標であり、昨年からそれに向けて活動を開始しています。(2022年に自社越境サイトをスタート。また、2022年11月〜NYブルックリンにも展示および委託販売を開始しました。)

カジュアルさとフォーマルのバランス感覚を大切に、様々なスタイリングと相性良くコーディネートできることを意識しています。ほどよくトレンドもキャッチしつつ、使い込むほどに革の経年変化を楽しめるサステナブルな本革バッグを中心にご用意しております。「慌ただしい日々を、華麗に変える」そんな課題解決を目指す大人の女性のためのブランドです。

 

HAYNI

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